熟年離婚を防ぐために
感謝の気持ちを忘れずに言葉で表現する
熟年離婚を避けるためにとても大切なことが、相手へ感謝をし、それを言葉や態度で表現するということです。
これは熟年離婚を避けるためだけではなく、人間関係の基本であり、さらに広い視野で見ると自分自身の人生を変えることでもあります。
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人は欠けているところにばかり目が行くもの
人はとかく、欠けているところにばかり目が行きます。
特に結婚して家族になると、相手がしてくれることを「当たり前」と思ってしまいがちになります。
そして「してくれないこと」ばかりが目につくようになります。
妻の夫に対する不満の多くが、家事労働に対する理解の低さと「感謝されない」ということです。
実際、「妻は家事をすべてやるのが当然」と思っている男性は多いのではないでしょうか。
「当然」とまではっきり言葉で意識していなくても、
「家事は自分の範疇ではない」 「関係ない」 「興味ない」
などと、心のどこかで感じてはいないでしょうか。
できていることは「当然」で、できていないことには「文句」・・・
「妻が家事をするのは当然」と思っていると、してくれていることには目が向かず、できていないところばかり気づいて文句が出たりします。
「料理の味付けが薄い」
「窓掃除していないだろう、汚れているぞ」
「クリーニング出しといてくれって言ったじゃないか」
などなど。
けれど、妻は料理を作ったり、お風呂を洗って沸かしておいたり、子供の世話をして送り迎えをしたり、「できていること」「してくれていること」もたくさんあるわけです。
なのに、そちらには目が向かない。
「当たり前」だと思ってしまっているからですね。
完璧にできて「当たり前」。できていなければ「文句を言う」。
と、なりがちです。
してもらったことを当たり前だと思わずに感謝する
他人が何かしてくれたことで、「当たり前」のことなどこの世にはないのです。
すべては得がたく、ありがたいことです。
妻が料理や掃除をしたり、子供がケガや病気をしないよう常に気をつけていたり、送り迎えを責任もってしてくれるおかげで、夫は安心して仕事に専念できます。
夫が健康で働いてくれ、世帯主として家を購入したり税金を納めたり、賃貸契約をしたり家賃を払ったりしてくれるおかげで、妻は安心して「ここが自分の家」と思って暮らせます。
共働きであっても同じです。
仕事も家事も家計も半々で対等だから感謝しなくていい、ということにはなりません。
互いに、自分は一人ではないという精神的支えがあるから、相手から有形無形の恩恵を受けているからこそ、日々の自分のやることに没頭できるのです。
ありがたい、ありがとう、助かる、嬉しい、おかげさまという感謝の気持ちを持つ。
そしてそれを言葉で相手に伝えた時、まずあなた自身が内側から変わります。
そして相手が変わります。
熟年世代の男性は、「心の中では感謝しているんだから、何も今さら言わなくても」と思っている人も多いようです。
照れくさい、という気持ちも強いようです。
しかし、感謝は言葉に出さなければ伝わりません。
ムスッとした顔で心の中だけで感謝されても、された方は嬉しくも何ともありません。
「ありがとう」と言葉に出して伝えましょう
「ありがとう」とどんなに心の中で思っていたとしても、言葉に出して言わなければ伝わりません。
「あの人が心の中では感謝してくれていることはわかっているから、私にありがとうなんて言わない人だから、別にいいのよ」と思っている妻も、夫が実際に「ありがとう、いつもすまないね」と口に出して言ってくれたら、嬉しくないわけがありません。
感激して、涙ぐむかもしれません。
夫は自分のたった一言で妻をそんなにも喜ばせることができますし、それを見た自分の方がもっと嬉しくなるのではないでしょうか。
「なんだ、こんな一言くらいでそんなに喜んでくれるのか。だったら今までももっと言ってやればよかったな」
「これからはもっと言ってやるとするか」
という気持ちに、なるのではありませんか。
なぜなら人は、人から喜ばれると嬉しくなる、自分の方がもっと喜びを感じる、という性質があるからです。
人から喜ばれることは、自分の喜びなのです。
「ありがとう」相手のためであり、また自分のため
「ありがとう」と伝えることで相手が嬉しくなり、相手が喜ぶことで自分も気分がよくなり、お互いにいい気持ちになって関係がよくなる。
「ありがとう」は相手のためであり、また自分のためなのです。
「ありがとう」は魔法の言葉です。
あなたが相手に最も簡単にストレートに届けることができる、愛の表現です。
(恋愛感情の愛ではなく、もっともっと普遍的な愛です。
あなたが本来持っている、あなたの本質、あなたの心の内側から湧き上がってくる愛です)
難しいことは何もありません。
一番身近な人に、今日から「ありがとう」と言葉に出して言ってみましょう。
脱いだ上着をかけてくれたら 「ありがとう」
「ご飯できたわよ」と言われたら 「ありがとう」
朝刊を取ってきて居間のいつもの場所に置いてくれたら 「ありがとう」
「私、今日は帰り遅くなるから」と連絡があったら 「連絡してくれてありがとう」
・・・・・・
どんなことに対しても、「ありがとう」は見つけられるんですよ!
身の周りに、ありがとうはたくさんあります。
初めはびっくりされたり、「何よ、どうしたのよ急に」と不審がられたり、照れくさいかもしれませんが、頑張って続けてみましょう。
感謝の気持ちを言葉で伝えることが、熟年離婚を防ぐための第一歩です。
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